ジム・クレイマー「米国株式相場は11月末の米中トップ会談次第」

2018年11月27日の米国株式市場は売り優勢で始まりました。
26日のうちにトランプ大統領が、11月30日に予定されている米中首脳会談の結果によっては、中国の輸入品に更なる関税を課すとの意向を示したため、米中貿易摩擦激化の懸念からダウの下げ幅が一時200ドルを超える場面もありました。



"ジム・クレイマー「相場は11月末の米中トップ会談次第」(CNBC 2018.11.27)"



この売り優勢の相場が反発するとすれば、今週末のG-20で米中トップが両国間の貿易紛争について前向きな話し合いを行なった時だとジム・クレイマーはいいます。



「株式市場は現在"メルトダウン"しているが、米中両トップの会談がポジティブならば、反騰する可能性はある」



トランプ大統領と習近平国家主席は11月30日(金)に会談を行うと予定されています。



ジム・クレイマーは11月26日(月)に「マーケットは調整ではなく弱気相場入りした。」と発言しました。しかし



「11月30日の会談の結果が良好で、かつトランプ大統領が関税発動を一旦保留にすると決定したら、私は(弱気相場入りしたという)自分の意見を改めるだろう。」



と述べました。



ジム・クレイマーは繰り返し、FRBによる利上げ路線変更またはトランプ大統領による貿易紛争停止のいずれかが実現しない限り、この下落相場を止めることはできないと主張しています。



I hate bear markets.

×

非ログインユーザーとして返信する