中間選挙の結果に関わらず買っておくべき4つのセクター
レイモンド・ジェームス・ファイナンシャル社の主席ストラテジスト、ジェフリー・ソート氏はCNBCのコメンテーターとして番組によく登場します。
2018年11月5日の放送で、6日(米国時間)に実施される中間選挙で共和党・民主党どちらが勝つかに関わらず、今買うべき4つのセクターとして
- ハイテク
- エネルギー
- 金融
- ヘルスケア
の4つを挙げています。
“中間選挙の結果に関わらず買うべき4つのセクター (CNBC 2018.11.5)”
以下のようにコメントしています。
ハイテクについて
「ハイテク銘柄はほどよく売られた。FAANG銘柄のいくつかは15%から20%下落している。Facebook, Amazon, Apple, Netflix, Googleは数ヶ月前よりバリュエーションが優れている。」
エネルギー株
「(売り圧力で)洗浄された」
金融、ヘルスケア
「金融銘柄の株価は今後改善していく。人口統計はヘルスケアセクターが今後重要を増す事を示している。」
「トランプが率いる共和党が上院、下院またはその両方で敗北した場合、その影響は?」との質問に対して、「投資家は選挙結果を心配すべきでない」と答えました。
「投資家の皆さんにお伝えしたい事は、株式市場は既に未来を株価に織り込み済みであるという基本的な事実だ。中間選挙の結果どちらの政党が主導権を握るかという事は、既に株価には関係が無いといえる。」
下馬評では民主党有利と報じられていますが、それは既に株価に織り込み済みであり、投資家は結果を心配する必要は無いといいます。
なお日経新聞も、11月5日の米国市場は既に株高を見込んだ買いが先行していた事を報じています。