逆イールド発生でリセッション入りの懸念広がる
"景気減速懸念が広がり銀行株主導でダウ一時600ポイント下落。CNBC 2018.12.4"
2018年12月4日の米国株式市場では、前日に米3年債と米5年債で金利差が逆転する逆イールドカーブが発生したため(長短金利差を表す代表指標とされる10年債と2年債はまだ逆イールドでは無いですが)、リセッション入りが懸念されることにより株価は大きく下落しました。
「新債券王ことジェフリー・ガンドラック氏がこの日、“この逆イールドカーブ発生が意味するところは経済の弱体化だ”とロイターに語ったことにより、株価の下落は更に進んだ。」
とCNBCは報じています。
「数学的観点から見ると現在は買い場ではあるが、私の唯一の懸念は、人々が非合理的な行動に走り、感情的な取引が始まり相場の下落が加速することです。」
とIHTウェルスのスティーブン・ダダシュCEOはコメントしています。
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ダウ-3.1%
S&P500 –3.24%
ナスダック –3.8%
レバレッジ3倍ETFはこの有様 。
11月29日に62.08ドルで26万円分買ったばかりのFAS(米記入株レバレッジ3倍ETF)が、たった3営業日で57.47ドルになりました。
その他のレバ3倍ETFも元気に下げ・下げ・下げ!
逆にTMF(米20年長債券レバレッジ3倍ETF)は5%上昇と健闘しています。株式レバ3倍ETFと逆相関の動きでポートフォリオの減価を多少はマイルドにしてくれていてグッジョブです。
ただTMFもいつまでもつか全然分からない。
2018年末に向けて米国株式市場はどうなることやら。