【速報】米商務省が2018年4-6月期のGDP速報値を発表

米商務省が本日2018年4-6月期のGDP速報値を発表しました。


数値の上では米国経済が力強く上昇している事が示されました。



消費者支出、輸出、法人による工場・機械・設備等への投資、政府支出の回復が要因となり、GDP成長率は速報ベース前年同期比+4.1%でした(なお確報値は8月29日に発表される予定です。)。
これは過去4年間で2番目に高い増加率となりました(2014年第3四半期の4.9%以来)。



前年同四半期からのGDP増加率



一見すると米国経済は堅調に成長しており、この4-6月期は特に調子が良かったように思えます。


しかしこのような好結果にもにも関わらず、ウォール・ストリートジャーナルおよびブル
ームバーグからはネガティブな見解が示されています。




要するに

  • 個人消費や法人設備投資の増加はトランプ政権の税制改革の即効性のある効果が出ているだけで、すぐに薄まるだろう
  • 輸出増は中国向け大豆が一時的に増加したのが要因であり、貿易戦争の報復で中国が関税を増やす前に輸出量が増加したに過ぎず継続性が低いとみられる
  • 景気過熱を抑制するために米金融当局が短期金利の引き上げを行うだろう
  • 以上のような理由で、この成長率は持続的とは言えないし、実態は成長率+4.1%といえるほどの経済ではない


つまりは言うほど強気相場では無いと。


貯金と給料を全力で米国株に突っ込むような真似はヤメろとも取れますね。



とりあえずここは慎重に給料と貯金を全力で米国株にぶち込むという投資スタイルでいこうと思います。


ダメだった時はまた資金を貯めれば良し。

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