【追記あり】中国でiphone一部モデルの販売禁止。S&P500とダウは反発。
【2018.12.11 7:30追記有り】
2018年12月10日の米国株式市場は先週に引き続き下落で始まり、米東部時間午前11時ごろ、S&P500は重要なサポートラインである2,600を割ってしまいました。
ところがその後12:30ごろから反転し上昇を始めたS&P500は、2,640付近まで回復しました。
この時間帯にS&P500のみならずダウ、ナスダックという2指標も反発上昇しています。
個別銘柄でいうとアップル、アマゾン、マイクロソフトといった時価総額の大きいハイテク銘柄が12:30ごろから一斉に反転して上げています。
12:30ごろに何が起きたのかは私にはよく分かりません。
今日の大きな出来事としては、中国裁判所がiphone6~Xまでのモデルの中国国内での販売禁止を命じたというニュースが挙げられます。
”日経新聞 2018.12.11”
アップルはすぐさま声明を発表。
”アップル、中国のiPhone販売禁止命令に対し、法的手続きで対抗すると表明(2018.12.10)”
- クアルコムがアップル製品を複数の特許侵害で訴えており、中国裁判所が一部のiPhoneモデルの販売禁止を命じた
- アップルは特許侵害に当たらないとして法廷闘争を続けてきた
- クアルコムはこれまで主張していなかった3つの特許侵害を新たに主張。アップルは徹底的に争う姿勢を示した
アップルの戦う姿勢に対して市場が好感した?
どうなんでしょう。なんか違うような気がしますが。
あるいは12:30ごろ、私が見落としているだけで何かしら別のニュース(米中問題とかFRB利上げ関連とかブレグジット関連とか)があったのかもしれないですね。
続報を待つ!
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【7:30追記】
マーケットクローズ後に出たニュースを一通り(ウォール・ストリート・ジャーナル、CNBC、ロイター、ブルームバーグ)チェックしてみましたが、株価反転上昇の原因を具体的に伝えている記事は見つけられませんでした。
どの紙面も「米中貿易問題の緊張感の高まりと英メイ首相がブレグジット関連の投票を遅らせた事が市場の下落を誘ったが、午後になり米ハイテク株に買いが入ったことで株価は反発し取引を終えた。」というような事が書いてあるのみ。
何がハイテク銘柄を上昇させたか謎。
ここはバニーサちゃんの回復魔法が効いたと推測。
やっぱりマーケットは良く分からない。
でも取りあえずS&P500が2600を切らなくて良かったです。