アメリカ人1,000人に訊きました。 「先週からの下落相場の中で、ハイテク銘柄のポジションを減らしましたか?」

2018年10月4日からの1週間で、金利上昇に端を発しての株価下落が続いておりますが、中でもハイテク銘柄への売り圧力が強い状況です。 特に昨晩(米国時間2018.10.10)は1日でダウが-3%、NASDAQが-4%と大荒れでした。 1日古い記事で恐縮ですが2018.10.9のCNBCの記事 “崩れ行くハイテク銘柄。専門家が注目するのはこの混乱は今後も続くかどうか。(CNBC 2018.10.0…

米国株集中か国際分散か アメリカ人投資家はどう考えているのか

米国一極集中か国際分散投資かという議論が昨今よく見られます。 これについては一度アメリカ人の意見を聞いてみたいと思っていたところ、Market Watchにそのような内容の記事が寄稿されていました。 一言で言うと「世間で言われるほど国際分散投資は分散が効いていないよ」という結論でした。 “海外株式による相場下落時のプロテクション効果は、投資家が最も必要とする時に最も小さい (Market Wat…

2019年のアップル(バンクオブアメリカの予測)

バンクオブアメリカのアナリストがアップルに対し非常にポジティブな評価を付けています。曰く、来年のiPhoneのモデルチェンジが大きなカギになるとのこと。 同行が顧客向けレポート中で報告しました。 "バンクオブアメリカ「来年に向けてアップル株の買いを推奨(CNBC2018.10.9)」" 2019年のiPhone Xs と iPhone Xrのモデルチェンジがカギ 同行が実施した顧客調査によると、…

【Google vs アマゾン】 Googleの牙城を崩すアマゾン

"企業の広告費支払額、およそ半分がGoogleからAmazonへシフト (CNBC 2018.10.8)。" 検索広告市場といえばGoogleであり、同社のシェアは他を圧倒していますが、Amazonがその牙城を崩しつつあります。 「Googleは同社の利益全体の86%にあたる95.4億ドル(11兆円)を広告費で稼いでいるが、AmazonがそのGoogleの収益構造を脅かしている。」 消費者をGo…

ジェレミー・シーゲル教授、2018年10月8日のコメント

強気派(だった)ジェレミー・シーゲル教授が米国東部時間10月8日、CNBCのインタビューに対し、以下のようにコメントしています。 ”ジェレミー・シーゲル教授「株式市場に朗報なし。潜在的リスク有り。」(CNBC 2018.10.08)” 第4四半期は株式市場にとって試練の時となる ペンシルベニア大学ウォートン校のジェレミー・シーゲル教授は株式市場に対する強気派として知られますが、2018年第4四半…

【ゼネラル・ミルズ】3つのGが大苦戦。GM、GE、GIS(ゼネラル・ミルズ). CNNが報道

好調な企業業績、史上最高値を更新する株価、これらの中にありながら苦戦し続ける大企業があります。 シリアル、スナック菓子、ヨーグルト、冷凍食品、アイスクリーム等の大手、高配当で有名な食品大手ゼネラル・ミルズ(GIS)です(日本ではハーゲン・ダッツでお馴染み)。 CNNではこのゼネラル・ミルズの他、ゼネラル・モーターズ(GM)、ゼネラル・エレクトリック(GE)の3社の苦戦する状況を取り上げています。…

進撃のAmazon・プライベートブランド事業で「地鳴らし」を発動し、メーカーや出店業者を駆逐するのか。

CNBCの報道によると、最近Amazonのサイトでは、同社のプライベートブランドの商品の表示が、かなり目立ってきているとの事です。 "Amazon、プライベートブランド商品の広告を出品業者の商品のすぐ下に表示し始める (CNBC 2018.10.2)" "Amazonのプライベートブランド事業攻勢、出品業者に与える恐怖 (CNBC 2018.10.6)" 一つ目の記事(10月2日)の記事では、 …

【IBM】米アナリスト、IBMを「構造的衰退」と盛大にディスる

米国の株式アナリストがIBMについて、厳しい内容の顧客向けレポートを出しています。 "IBM株は売り。収益モデルが不可逆的な構造的衰退。(CNBC 2018.10.4)" このレポートを担当したアナリストは財務分析会社のMoffettNathanson社のリサ・エリスです。 彼女は戦略コンサルのマッキンゼーで12年間のキャリアを積んだ後、Sanford C. Bernstein社で株式アナリスト…

Amazonの下落スピードに心が追いつかない

買った瞬間待ってましたとばかりに下げ始め、僅か5日でマイナス15万円という大惨事。 Amazon(AMZN) 2018.10.1 買値 2,034ドル 2018.10.5 終値 1,889ドル (マイナス7%) 保有:9株 しかし、こういう値動きの激しい高PERの将来有望イケてるグロース株を保有するのは楽しいですね。 こういう局面で、超優良ディフェンシブな大型連続増配高配当株に愚直に積立投資する…

18年前、ベゾスがサザビーズに投資するよう裏で糸を引いたロン・バロン、自分がAmazonに投資しなかった事を「人生最大の失敗」と嘆く

バロン・キャピタル・マネジメントの創業者が嘆いておりました。 今からでも遅くないぞ、ぶち込め! ****** "大富豪ロン・バロン、自身の最大の失敗はAmazonに投資しなかった事と語る(CNBC 2018.10.2)" まずロン・バロンはバロン・キャピタルの創業者兼CEOでもあり、資産運用マネージャーでもあります。自社の運用資産は3兆2000億円、自身の財産も数百億円単位で自社ファンドにぶちこ…

GE(ゼネラルエレクトリック)のラリー・カルプ新CEO、ケタ違いの報酬体系に株主が若干焦る

GEスマイル(367億円) "GE、新CEOに賭ける3億ドル(ウォール・ストリート・ジャーナル2018.10.4)" ゼネラルエレクトリック(GE)の新CEO、ラリー・カルプ氏の報酬が明らかになりました。 (金額は全て1ドル=113円で計算しています) 氏が署名した契約書によると、まず、任期は4年です。 ベースサラリーが250万ドル(約2.8億円)、ボーナスが375万ドル(約4.2億円)で年収お…

強気の代名詞ジェレミー・シーゲル教授、弱気になる

“債券利回りが今四半期の株式市場にとって重要な課題となる –CNBC 2018.10.4- ” 永遠の強気男ジェレミー・シーゲル教授(ペンシルベニア大学ウォートン校)が、2018年10月4日の引け後テレビ出演し今後の見通しについてコメントしました。 まず米国の株式市場は、引き続き債券利回りの上昇によって試される局面になるといいます。 シーゲル教授は株価形成に最も重要となる要因を2つ挙げています。…

ジム・クレイマー「2つの追い風により米国株は今後も最高値を更新し続ける」

景気のいい話は大歓迎です。 ジム・クレイマーがCNBCのニュース番組の中で、今後もアメリカの株価が上がり続ける理由を2つ示していました。 "ジム・クレイマー「2つの追い風により米国株は今後も最高値を更新し続ける」CNBC 2018.10.2" 一つ目の理由は雇用です。 9月上旬に米労働省から発表された予想を上回る好調な雇用統計が示すように、良好な雇用状況が株価を押し上げます。 「雇用が創出される…

米金利上昇で米株全面安 

10月に入って4日間の収支はマイナス14万円でした。 ただし10月の新規入金額が約46万円だったので、実際はわずか4日間でマイナス60万円でした。 やったぜ! っておおおおおおおおおおいいいい!???? このように神速で60万円を失ったわけですが、原因は米国東部時間10月4日のマーケットで、米長期金利上昇に伴う警戒感から米国株式が売られまくったからです。 金利が更に上昇すると株式市場に対し悪材料…

Amazon日記(同棲3日目)-やっぱり無かった事にしてもらえないかな?-

Amazonの株価をチェックをしましたが、私が買った途端に下げててビビリましたね。 海の向こうのウォール街でも、Amazonに強気の評価を付けたアナリストたちがジャック・ハンマーみたいな顔してチビってるんじゃないですか? 「グラップラー刃牙」より 買値:2,030ドル (2018.10.1) 現在:1,953ドル (2018.10.3) 差額:マイナス77ドル 従業員の最低賃金を15ドルに上げた…

【アマゾンvsアップル】どちらか1社しか株を保有できないとしたら、選ぶべきはどっち?ウォール街の回答

Amazon vs Apple ウォール街屈指の好カード来ました。 まあ私の場合、Amazonが勝つと踏んでますけどね(今月始めにAmazonを買ったばかりなので)。 ”アマゾンvsアップル どちらかしか保有できないとしたら買うべきはどっち?(マーケット・ウォッチ 2018.10.2)” 先に結果発表: 勝者・・・・・・Apple! んなあああああああ!???? ****** 以下蛇足 記事の筆…

Amazonを200万円分買い(SPXLも少し購入)・PMとWMTは売り

2018年10月は、新規に46万円入金しました。 この資金で・・・今更ですが・・・Amazonを買うことにしました。 買い:Amazonを46万円分購入。 売り:ウォルマート76万円分@$94.5とフィリップモリス94万円分@$81.4、合計170万円 買い :Amazonを約163万円、S&P500レバ3倍ETF (SPXL)を約7万円、合計170万円 ※どうせ買うならAmazonもっと欲し…

JPモルガンのアナリスト スティーブ・トゥサ氏、早速GEのCEO交代に難癖をつける

“GEの配当はCEO交代後もまだ危機に晒されている(バロンズ 2018.10.1)” トゥサ「カルプ新CEOがダナハー社を伸ばせたのは、配当利回りをごく低く抑えていたのが理由の一つでしょう*。GEは高配当を期待する株主がたくさんいますね。経営建て直しのアプローチが全く違います。」 *ダナハー社の現在の配当利回りは0.58%、GEは4.25%。 *************** “JPモルガン「株価…

GE(ゼネラルエレクトリック)のラリー・カルプ新CEO、割とやり手らしい

GEが前社長を解任し、後任にラリー・カルプ取締役を充てる人事を発表。 GEの新CEO ラリー・カルプ氏 1985年ワシントン大学卒 1990年ハーバード・ビジネス・スクールを卒業後、ダナハー社(ヘルスケアセクターに所属する米産業機械大手)入社 2001年から2014年までダナハー社CEO。 ダナハー社のCEO在任期間中に、同社の売上高と株式時価総額を4倍(5倍とする記事もあり)にした。金額はそれ…