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おカネの置き場所を探す人々

少し前の日経新聞に連載されたコラム「君たちはお金をどう生かすか」を読んで気になった事があります。




日本経済新聞 朝刊2018年8月22日より


「君たちはお金をどう生かすか(2)かりる」


もっと専門的な英語を勉強しないと、とても仕事に生かせない」。都内のIT(情報技術)企業に勤める白井秀和さん(仮名、29)は、英会話学校に通うことを決めた。今の職場は法務部門。外資系企業との取引に絡んで英文契約書の点検や外国法を参照することも多い。英会話はマンツーマンで50万円程度。安い額ではない。


白井さん(仮名)は、英会話学校に通う事を決めたようです。動機は専門的な英語を勉強したいから・・・・。


専門的な英語は、英会話学校では教えてもらえないんじゃないでしょうか。


「専門的な英語を教える学校」じゃなく「会話を教える学校」なのですから。


しかもその英会話教室の値段が・・・50万円
流行りのライザップ英語とかああいうスパルタ系のやつでしょうか。


ところで白井さんは法務部門で英文契約書の点検や外国法を参照する本格派。
英語の中でも、契約関連、法律関連の英語は特殊で高度です。


そのような高度な英語を、しかも「会話形式」で教えられるハイレベルな英語教師は、例え50万円積んでも、ネイティブも含め日本では見つけられないと思います。専門性が高過ぎます。
いるにはいますがそういう人はそれ専門の職業に従事していて、英会話教師の仕事はやってないと思います。


ネイティブ向けに「契約書の英語の書き方・読み方」というようなタイトルの本がたくさん原書で売られているので、それを買って読むか、法務部門で働いた経験のある日本人かネイティブをコネかネット上かで探し出して、その人に50万円払って教えてもらった方がいいのではないかと思いました。



記事は続きます。

独身の白井さんは毎月10万円超の貯金をしている。1冊で数万円する専門書もためらわずに買う。お金には困らないが、英語の通学費はあえて借りたい。

お金があるのにあえて借金したい理由は何だろうと気になりました。


きっかけは、みずほ銀行とソフトバンクが共同出資した「Jスコア」。個人の信用情報を人工知能(AI)で点数化し、融資するサービスだ。白井さんは試しに職歴や年収、金融資産などをスマートフォン(スマホ)で入力してみた。結果は5.4%の利息で200万円を借りられると出た。上限利息が14%程の銀行カードローンと比べると条件は良さそうだ「貯金を取り崩さずに無理なく返済できる」。白井さんは人生初となる借り入れへ気持ちを固めつつある。

「貯金を取り崩さずに無理なく返済できる」と借り入れへ気持ちを固めつつある・・・・いや貯金を使ってはどうでしょうか。


月10万円を超える金額を貯金して(投資ではなく貯金なんですね)いる以上、50万円の英会話学校費用は借金しなくても払えるでしょうから。


これでは「あえて借金したい理由」が分からないです。


そもそも利息5.4%という数字がなぜそんなに安いと考えられるんですかね。


経費率0.1%の違いでETFの優劣を比較検討するのが馬鹿らしくなります。


もしかすると、記事中には「月10万円超を貯金している」とあり「投資」とは書いていないものの、実はこの白井さんは投資をやっていて、年利5.4%で借り入れた50万円を年5.4%超で運用して、利ざやを稼ぐつもりなのかもしれないですが。


そういうことにしておきましょう。



以上、白井さんにしてみれば「大きなお世話」な感想でした



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この記事を書いた記者が伝えたかった事はおそらく、白井さんの年代(20代後半から30代前半)の人間でも、おカネを持っている層は自分の価値観に合えば遠慮せず使ってくれる、しかも借金して金利まで払ってくれる、だから若い人間を無下にするなよ、という事だと思います。


若者の○○離れという言葉を上の世代の人間は作りたがりますが、決してそうではなく、消費行動の対象先が変わっているだけだと思います。
むしろ若者(の消費選好)がお前らから離れているんだYO!と。


記事ではカードローンやフリーローンによる融資・借り入れといったトピックを論じたように見えますが、実際は「若年リーマンのおカネの使い途は何か」「何におカネを投じてくれるのか」という点について、日経新聞なりのヒントを世に問うたのだと思います。


経済活動を語る上で、おカネを持っている高齢者層を取り込む事だけではなく、これからおカネを持つであろう若い層を取り込むのを忘れてはならないという、日経新聞社からのメッセージでした(多分)。



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