米国消費者信頼感指数発表

[消費者信頼感指数]

消費者の観点から米国経済の健全性を図る指標。米国の民間調査会社コンファレンス・ボードが毎月、現在の景気・雇用情勢や6ヵ月後の景気・雇用情勢・家計所得の見通しについて5000世帯を対象にアンケート調査し、1985年を100として指数化したもの。個人消費の先行指標とされ、消費者心理を反映した指数。同指数に先行して発表され、同じく米国の消費者マインドを指数化した指標として、ミシガン大学消費者態度指数がある。           (野村證券・証券用語解説集より)


毎月月末に発表される米国消費者信頼感指数が、先ほど(日本時間23時)発表されました。



Consumer Confidence Index® | The Conference Board

https://www.conference-board.org/data/consumerconfidence.cfm



この指数は1985年を基準値の100としています。


今年1月は125.4、S&P500が以前の過去最高値2,872ポイントをつけた今年2月は130.8でした。


その後株価が調整局面入りした3月以降は130を下回り、128前後を推移しておりました(先月7月は127.4)。


さて今月8月はS&P500が最高値を更新したわけですが、本指数はどうなったのかというと、、、、


133.4!


2018年2月に付けた130.8を大きく上回りました。スバラシイ




上の表の通り、そもそも2月の130.8という数字自体、過去6年を振り返るとめちゃくちゃイイ数字だったわけですね。


その後指数は株価とともに数ヶ月間低迷しており、いつ回復するかと投資家をジリジリさせていたわけですが、今月早くも気持ちよくポンと天井を超えてくれて、マジありがとう米国市場、君は強い、といった感想を持ちました。



ちなみにこの指数の過去最高値は、ITバブル全盛の2000年10月にマークした135.8のようです。


あとたった2.4ポイントまで迫っています


この指標はあくまで消費者アンケートに基づく一指数に過ぎませんが、とは言え現在の米国の消費者の意識が、あの2000年代ITバブルに並ぼうとしているという事実に、嬉しいような怖いような複雑な感情が湧きます。



足元ではトランプがNAFTA協定見直しでメキシコを力でねじ伏せ合意させ、抵抗中のカナダにプレッシャーをかけておりマーケットに不穏な空気が漂っているぞ??


それでもこのまま最高値135.8まで一気に行くのか?行かないのか?どっちだ?




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