ぼくらの米国株式市場は今日も平常運転


2018年12月6日、米国マーケットは今日も元気に(主にマイナス方向に)平常運転でした。


市場を揺るがすような新しい悪材料は出ていないという意味でまだマシ?だったのではないでしょうか。


ロイターはダウとS&P500のリターンがまた年初来マイナスに転じたことを報じています。
"ダウとS&P500、2018年の上昇分を全部吐き出す(ロイター2018.12.7)"



CNBCはダウ・S&P500、ナスダックの下落が現地時間昼頃に一旦止まり、その後回復に転じたのは、アマゾンの反発上昇が原因だったと報じています。
"ダウ400ポイント下落後、アマゾン株とともに一時反発(CNBC 2018.12.6更新
)"




ジム・クレイマーは「12月7日(金)発表の米国雇用統計に注目。」と言っています。
雇用統計が”強”ければまあ良し、”弱”ければ長短金利差(2年債と10年債の)がさらに狭まり、いよいよ逆イールドが現実味を帯びてくる、といいます。





JP・モルガンのジェイミー・ダイモンCEOは「米中問題はヤバイ」と言っていました。



要するに現在の米国株式市場は昨日までとそんなに変わらず、


  • 米中貿易問題が怖い(ファーウェイのCFO逮捕が米中摩擦を加速させる事を懸念)
  • 2年債と10年債の長短金利差が逆転するという逆イールド現象が起こりそうで怖い
  • 明日の米雇用統計を市場がどう受け止めるか怖い


怖い怖い怖いと皆が口を揃えて言っているうちに株価が落ちたというような感じでした(雑な説明)。



株価は下がっているけど懸念事項はとりあえずいつも通りという感じなのです。



賢明な投資家は短期的な悲観に惑わされず一握りの優良株に愚直に積立投資でグッドラックということで一つよろしくお願いいたします。

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