リセッションはまだ先
ゴールドマンサックスの主席国際株式ストラテジストであるピーター・オッペンハイマー氏がCNBCのインタビューでコメントしました。
株式市場のリターンは鈍化するも、景気後退はまだ先である
"リセッションがすぐそこに迫っているわけでは無い。CNBC 2018.11.21"
オッペンハイマー氏は、2020年までの成長ペースの減速を指摘しています。
「米経済は2020年まで成長ペースは鈍化するだろう。毎年1.6%と予想する。」
「株式市場は売り優勢となるだろう。原因は、米中問題に係る世界貿易への懸念、およびFRBの利上げに伴う今後数年間の企業収益弱体化への懸念だ。」
「現在の相場下落の中心にあるのは、企業収益が減速しているという事実だ。」
しかし、経済成長予想と比べて株価のリターンが過小評価され過ぎている可能性があるとも述べました。依然として株式市場をポジティブに評価しているとの見解を示しています。
「市場は未だ上昇トレンドが続いている。全体の成長率は鈍化し、国際株式市場からのリターンは2019年は今年に比べて低下するであろうが、市場の見通しは依然として良好であると考えている。」
ただそうは言っても実際どうなるか誰にも分からないわけで・・・・
ところで今晩(11月22日)は米国市場は休場日ですね。
休日は含み損と静かに過ごす投資家