ナイキ、コカ・コーラ社のグローバル戦略担当取締役を自社に引き抜く

"ナイキ、自社ブランドであるジョーダン・ブランドのトップに元コカ・コーラ社取締役のクレイグ・ウィリアムズ氏を迎える(CNBC 2018.11.14)"



2018年11月14日、ナイキ(NIKE)は、自社の有力ブランドであるジョーダン・ブランドにクレイグ・ウィリアムズ氏をトップとして迎え入れる人事を発表しました。



ウィリアムズ氏はこれまでコカ・コーラ社のグローバル・マクドナルド部門のトップを務め、全世界のマクドナルド戦略担当取締役として采配を振るっていたことが報じられています。
またそれ以外にもクラフトハインツ社での要職経験や、5年間の米国海軍原子力部門担当将校の経験もあると米メディアが伝えています


ナイキはプレスリリースで

「ウィリアムズ氏のグローバルな戦略とビジネスの知見が、ジョーダン・ブランドと顧客の繋がりを強くし、同ブランドの更なる発展に寄与すると信じている。」

との声明を発表しました。



ジョーダン・ブランドは元プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンの名を冠するシューズ・アパレルブランドで、バスケットボールシューズ「エア・ジョーダン」シリーズで有名です。





プレスリリースの中には、以下のようなマイケル・ジョーダン自身の声明も含まれていると別のアメリカのメディアが伝えています

「知識、パッション、リーダーシップを兼ね備えたクレイグ氏がトップに就任するのは素晴らしい事だ。今後もジョーダン・ブランドがマーケットをリードしていくと確信している。」


エア・ジョーダンシリーズは元はナイキのラインナップの一つでしたが、1997年にナイキ内でスピンオフするような形でジョーダン・ブランドとして独立しました。


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