ISM製造業景況感指数の発表

ISM製造業景況感指数(あいえすえむせいぞうぎょうけいきょうかんしすう)

全米供給管理協会(ISM=Institute for Supply Management)が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。「ISM非製造業景況感指数(毎月第3営業日発表)」とともに、米国の景気先行指標とされる。

0から100までのパーセンテージで表され、50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す。

              (野村證券・証券用語解説集より抜粋)


先ほど(日本時間2018年9月4日23時)ISM製造業景況感指数が発表されました。


August 2018 Manufacturing ISM® Report On Business®


https://www.instituteforsupplymanagement.org/about/MediaRoom/newsreleasedetail.cfm?ItemNumber=31070



毎月発表されるこの指標は米国企業心理の変化を早い段階で察知するための指標として注目されますが、今月は61.3%で前月の58.1%から3.2ポイント上昇しました。


先月の低下から一転上昇し、市場予測(57.7%)を大幅に上回りました



米中貿易戦争の激化や新興国不安により、企業が設備投資を減らしたり、雇用を下方調整したりする事が懸念され、市場予測は前月比マイナスだったわけですが、蓋を開けてみれば強靭な米国経済の拡大を示す結果となりました



さてNAFTAの見直しを巡る米国とカナダの協議は先週末に結論が出なかったため、明日再協議が行われます。
協議が難航すれば、好調なトレンドに影が射すものと見込まれますので、双方とも是非納得のいく着地点に向かって早足で歩を進めていただきたいと思います。


トランプ、頼んだよ。

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