米中貿易摩擦解決に向けて両トップが動き出すのか。
2018年11月15日の米国相場は前日比やや上昇しました。
これはCNBCによると、アップル、JPモルガンの株価の反発が市場を引っ張っていることと、米中両トップが貿易問題解決に向けた動きを見せたことが影響しているといいます。
ファイナンシャル・タイムズの2018年11月16日付の記事は以下のように報じています。
「11月30日にアルゼンチンで開催されるG20で、米中両国が貿易問題の解決に向けてトップ会談を行う予定だ。」
「G20に先駆けて11月1日にトランプ大統領と習近平国家主席の間で電話会談が行われた。」
この電話の後、政府高官レベルで情報交換がされ、貿易問題の争点を明らかにするとともに、妥協点を探る交渉が行われたとファイナンシャルタイムズは報じています。
ただし、この様な動きがあるとはいえ、問題の解決はまだ遠いだろう、というのがFTの大まかな論点です。
したがって私個人としては、すぐさま株価の上昇に繋がるだろうとは、どうしても思えない状況です。
・・・・という予想が外れると嬉しい。