強気相場はあと20年は続く。元JPモルガンのストラテジストが語る。
"史上最長の強気相場は熟年期の段階に入った。今後更に20年間続くだろう(CNBC2018.11.1)"
"ストラテジストが強い買い推奨。強気相場はあと10〜20年続く(Market Watch 2018.11.1)"
元JPモルガンのチーフ株式ストラテジスト、トム・リーがぶち上げました。
強気相場はミレニアル世代とともに続いていく
顧客向けレポートの中でトム・リーは
「史上最長の強気相場は既に人間で言うミドルエイジまで育っている。もう未熟なティーンではない。」
と述べ、
「ミレニアル世代(1981生〜1996生)の最年長世代が30代後半に差し掛かかった。彼らの世代はこれから人生で最も稼ぎの良い時代に入る。ミレニアル世代のピークに合わせて、強気相場は"2035年"または"2038年"まで続くだろう。」
と報告しました。
売り浴びせは2018年10月で終わった
またCNBCの番組に出演し、
「売り浴びせは既に終わっている。」
「2018年10月が底値で、2018年末までにここから10%程度の株価上昇を見込んでいる。」
と述べ、更に
今後3ヶ月(2019年1月末まで)で最低でも13%の上昇を予想している
とコメントしました。
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ミレニアル世代がリタイアする頃まで強気相場が続くという理論はちょっとアレな気がしますが、2018年10月の急落は単なる調整であり、今こそ絶好の買い場だという意見には勇気付けられます。
「米国はあと20年は戦える(壺を指ではじきながら)」