永遠の強気男シーゲル教授が「株価が調整入りしても私は驚かない」と発言したため市場が驚く

あの強気で有名なシーゲル教授が、「2019年は残念な事になる」と発言し市場関係者を残念がらせていましたので、確認してみることにしました。



”2018年2月に続く相場の調整局面が再度訪れても驚きは無い -永遠の強気男・シーゲル教授が警鐘を鳴らす-(CNBC 2018.9.25) ”


このCNBCインタビューによると

Siegel makes it clear that he's not completely abandoning his bull case for stocks. He considers the stock market a short-term buy. However, he believes it's vital for investors to be aware of growing risks stemming from trade tensions and the Federal Reserve's policy because they could spark a deep sell-off before year's end.


"シーゲル教授は、強気相場は終わったわけではないという彼のスタンスを明確に示した上で、次のように述べている。「株式市場は短期的にはBuy(買い)である。しかし、米中貿易摩擦と米連邦準備銀行による利上げからリスクが増加しつつあることを認識する事が、今の投資家にとってきわめて重要だ」"

強気相場は終わっていないが、米中貿易摩擦と利上げは大きなリスクだということ。


"This market has had a great run, and I wouldn't be surprised to see another correction" 


”「アメリカの株式市場は大きく上昇してきた。再び(2018年2月の時の様な)調整局面に入ったとしても、私は驚かないだろう。」

それにより再び調整が入ってもおかしくない。


"We have some major challenges. The trade war is not yet resolved," he said, adding that it puts pressure on the country's gross domestic product.”

”「米国経済は大きな課題をいくつか抱えている。一つは現時点未解決の米中貿易戦争である。これは米国のGDPの上昇の妨げとなっている。」”

とにかく米中貿易戦争はヤバイ。


"I still believe that they're going to be on track for four increases this year," Siegel said. "The question is how will they feel about another raise in December. And, I think between the trade situation and the interest rate situation, and then of course the midterms in November, there are a lot of challenges facing Wall Street."

And, that could set up next year as a rough year for gains.


”(2つ目の課題である利上げについて)「FRBは9月に続き12月にも利上げを行うので、今年は合計4回の利上げとなるだろう。米中貿易摩擦、利上げ、更に11月の米国中間選挙と、米国市場の課題は山積みだ。」とシーゲル教授はコメントした。2019年のマーケットは荒れ模様となるかもしれない。

利上げ、中間選挙もヤバイので、来年の相場は荒れるかもしれないぜ。


"There's going to be a little bit of disappointment on 2019," Siegel said. "I'm not going to call it an end to the bull market. I'm going to just call it a potential sideways reaction to economic news."

”2019年は幾分残念な年になるかもしれないとシーゲル教授は言う。「私は強気相場が終わると考えているわけではなく、これらの経済ニュースに反応して株価が横ばいとなる可能性があると考えているのだ。」

でも、強気相場は終わらない。ただし横ばいになるかもしれないとシーゲル教授は予想している。


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強気相場の終わりを予想しているのではなくて、2019年は横ばいになるかもしれない=残念だと予想しているんですね、シーゲル教授。



調整に入るかも、横ばい相場になるかも、とは言いながらも長期的に株価が下がるかも(例えばリセッション入りとか)とは、一言も言っていないという事が確認できました。



「投資家のみんな、米中貿易摩擦、FRBの利上げ、中間選挙の3つに注目するんだよ♪」

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