ビジネスモデルがコカ・コーラと似ている企業を見つけた

クライング・ベイビー サクラが辰巳を見つけた時のような気持ちですよ。

「餓狼伝」より




1. 事業の柱

コカ・コーラ(KO) 

みんな大好き黒くてシュワシュワな飲み物(の原液)の製造・供給を行う。


株式会社ジャニーズ事務所

婦女子に人気のある、または人気の出そうな、男性タレントの発掘・囲い込み・育成・供給を行う。




2. マーケティング戦略・ブランド力

コカ・コーラ(KO) 

効果的な広告宣伝、マーケティング戦略により、圧倒的ブランド力の確立に成功。既に寡占が進んでおり、あまり競争らしい競争をせずとも良い。


ジャニーズ事務所

メディアへの実績により圧倒的な知名度とブランドの確立が完了。男性アイドル部門では既に寡占が進んでおり、競合他社(吉本興行とか)との無駄な競争は不要。




3. 独自性のある事業形態

コカ・コーラ(KO)

原液供給・製品企画・広告宣伝を行う本社コカ・コーラと、製品の製造・販売を行うボトリング事業を分離させるという独特なビジネスモデル。儲かる(本社が)。


ジャニーズ事務所

「ジャニーズJr.」という独特な育成システム。Jrは無給なのに黙っていても日本中から良い人材が大量に集まってくる上、知名度とブランドにより他の事務所に引き抜かれる事もない。
レッスンを通じて鍛えながら選抜し、既に人気のある先輩ジャニーズタレントと抱き合わせでテレビ、映画などの各種メディアへの露出を確保し、次世代の人気タレントに仕立て上げるという一連のコンボ(以降繰り返し)。




4. サプライチェーンを牛耳る

コカ・コーラ(KO)

世界中のスーパーマーケット、小売店、レストラン、ファーストフード店、レジャー施設等に対し、圧倒的な供給サイドの力を発揮。
コカ・コーラが無いと商品棚が埋まらなかったり、客に提供する飲み物がなかったりと、コカ・コーラ抜きにはちょっと商売になりませんという状態が作り出されている。


ジャニーズ事務所

国内のテレビ、ラジオ、雑誌等、メディアへのタレント供給に関し圧倒的影響力を発揮。ジャニーズのタレント抜きでは、バラエティや音楽番組で尺が埋まらなくて視聴率も取れなくて、ちょっと番組編成できませんというような風潮。




5. 主力製品の特徴

コカ・コーラ(KO)

主力製品のコカ・コーラは過去も未来も世界中で「同じ味」。
変えない事、変わらない事が重要。


ジャニーズ事務所

量産型ロボットみたいな同じような男性タレントばかり(色白 なよなよしている 前髪が邪魔そう 歌うと全員同じ声 顔も同じに見えてくる 前髪が邪魔でそもそも顔がよく見えない 等)を供給する。それが需要にマッチしている限り変えない。変わらない事に価値がある。




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いかがでしたでしょうか。


ビジネスとしてどちらも成功を収めている以上、KO株ホルダーとしては「コカ・コーラ(KO)は株主を儲けさせてくれるに違いない・・・!」と震えながら確信しています。


似ているポイントが5つもあったという事は、もはや同じなのかもしれませんね、コカ・コーラとジャニーズ事務所は。


・・・・あのタレント連中、中身はコーラかもしれませんよ?


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